皆さんこんにちは。
今回は花王様より期末配当金計算書が届きましたので紹介します。
2023年期末配当金は1株当たり75円
私は120株保有していたので9,000円の配当金を頂きました。
配当利回りとしては2.62%となっています。
ちなみに配当金とは企業が利益の一部を株主に対して分配するお金のことです。
株を保有しているだけで、何もしなくても利益を得ることができるので不労所得の1種と言えます。
株式情報
過去配当推移
出典:ダイヤモンドザイ
1991年3月期に増配を開始して以来、2023年まで実に34年連続で増配を続けており、
この34年間に年間配当額は21.4倍に成長。
日本株の中で一番増配期間が長い銘柄として有名です。
長期間にわたって「増配を続けている」企業は、
それだけ長期的に業績を伸ばしていたり、一時的に業績が落ちても配当を出せるようにしっかりと
利益を蓄積できている「優良企業」と判断することができます。
ちなみに2024年も2023年12月期の決算短信で発表された通りとなると、
前期比で「2円」の増配です。
予想配当金は1株当たり152円とされています。
株価チャート
2024年4月3日現在 株価 5,801円
出典:Yahoo!ファイナンス
上記チャートは2023年4月~2024年4月の株価推移を表したものです。
この期間は徐々に株価は上昇しています。
過去の7000円台や8000円台まで上昇するか注目です。
参考指標
配当利回り(株価に対する年間配当金の割合) 2.62%
1株配当(1株あたりの現金配当の額) 152円
出典:IR BANK
34年連続増配を続けている通り、1株配当は右肩上がりで増えています。
しかし2023年の配当性向は158.9%と無理をしてこれまでの蓄えで配当金を出している状態です。
2024年12月期(通期)の連結業績予想では売上高3.1%増、116.5%増の発表もあり
配当性向の減少はありそうですが、今後の増配率に関しては少な目となりそうですね。
PER(収益に対して、株価が割高か割安かをはかる指標) 27.52倍
PBR(純資産に対して、株価が割高か割安かをはかる指標) 2.74倍
EPS(1株あたりに換算して企業がどれだけ利益を上げたかを見る指標) 210.81
BPS(株主資本を発行済株式数で割ったもの) 2,116.01
今回は以上になります。
日本株の中でNo.1連続増配株の花王株について紹介しました。
米国株では60年以上連続増配の企業もありますが
日本株内では唯一無二の存在です。
近年の配当性向は高めですが連続増配期間の実績は本物。
今後の業績に期待です。
過去の花王株記事
※投資判断について
株式などの金融商品の取引は損失を出す恐れがあります。
全て自己判断、自己責任での投資をお願いいたします。
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