皆さんこんにちは。
今回は私が保有している米国株ETFのVYMより配当金が入金されましたので
紹介します。
私は21株保有しており配当金単価は0.78USドル
税引前の配当金額は16.57USドル
税引後の受取金額は13.26USドル
この記事を書いている2023年6月27日現在の円相場は1ドル=約143円
143円×13.26USドル=1,896円
今回の配当金を日本円で計算すると1,896円が入金されたことになります。
株式情報
VYMとは?
VYMは高い配当利回りの米国株銘柄で構成される
「FTSE ハイディビデンド・イールド・インデックス」に連動することを目指す米国株ETFです。
構成銘柄数は441銘柄と幅広い業種に分散投資していますが、
その中でも「金融」「ヘルスケア」「生活必需品」といった景気に
左右されにくい業種の割合が高くなっています。
VYMの構成銘柄
組入上位銘柄
順位 | 銘柄名 | 比率 |
---|---|---|
1 | EXXON MOBIL CORP ORD(エクソンモービル) | 3.28% |
2 | JOHNSON & JOHNSON ORD(ジョンソンエンドジョンソン) |
3.18% |
3 | JPMORGAN CHASE & CO ORD(モルガンチェース&カンパニー) |
3.09% |
4 | PROCTER & GAMBLE CO ORD(P&G) |
2.62% |
5 | BROADCOM INC ORD(ブロードコム) |
2.49% |
出典:SBI証券
ご覧のように、ヘルスケアや生活必需品の銘柄が上位を占めていることが分かりますね。
一方、アメリカを代表するIT企業であるGAFAM(Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)のような成長株は含まれていません。成長株は高い値上がりが期待できる反面、配当が少なかったり出なかったりするケースも多いため、高い配当利回りが魅力のVYMには組入れられていないようです。
VYMのメリット
・配当利回りが高い
VYMに投資する最大のメリットは、配当利回りが高いことです。
2023年6月27日現在の配当利回りは3.22%で安定的に3%前後をキープしています。
配当金は、再投資に使ってもいいですし、日々の生活費として使ってもいいなど、
自由に使えます。
VYMの経費率は年率0.06%と業界最安水準なので、取引コストを抑えながら運用できる
のもメリットです。
経費率とは、投資商品(今回ならVYM)の運用に必要な経費で、自身が投資している金額に基づいて自動で支払いされます。
例えばVYMに100万円投資している場合、1年間で600円の経費がかかります。
これを高いと思うかどうかは人それぞれですが、400社以上もの企業に自動で分散投資してくれて
銘柄の組み換えまでしてくれることを考えたら、経費率0.06%はかなり低いと言えます。
ちなみに他の米国株高配当ETF SPYDの経費率は0.07%
HDVの経費率は0.08% となっております。
VYMのデメリット
VYMが組み入れている高配当株は安定して高配当が出せる分、成熟企業が多く見られます。
たとえば、VYM構成銘柄の上位に含まれるジョンソン・エンド・ジョンソンや
JPモルガン・チェースは設立100年以上の老舗企業です。
逆にいえば、新興IT銘柄などの急成長が見込める銘柄が含まれていない分、
短期間での大幅な値上がり益(キャピタルゲイン)は期待できないでしょう。
ただし大幅な値上がり益が見込めないということは、その分値下がりリスクも低くなります。
安定的な高配当も期待できるので、継続して保有する分にはメリットといえます。
今回は以上になります。
米国株ETFの中でも高配当株の分類にはいるVYMについて紹介してみました。
米国株に興味があるけどどんな銘柄を選べば?と思っている方への
選択肢の1つに考えてもらえれば幸いです。
※投資判断について
株式などの金融商品の取引は損失を出す恐れがあります。
全て自己判断、自己責任での投資をお願いいたします。
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