従業員持株会制度
勤めている会社に制度がある場合は自社の株を定期的に購入できる制度です。
この制度のメリット、デメリットをまとめてみました。
メリット①買付手数料がかからない
株を購入する場合1株当たり何円と手数料が掛かります。
(証券会社により価格は異なります)
これが持株会制度を利用すれば手数料なしで購入が可能です。
メリット②給与天引きで積立可能
一度持株会に入会すると給料天引きで株を購入でき、
わざわざ購入する手間が省けます。今月買いそびれたということが発生しません。
メリット③ドル・コスト平均法で購入できる
株価により価格の安い時は多く、価格の高いときは少なく購入可能。
メリット④奨励金がある
企業規模にもよりますが奨励金としてプラスのお金が発生する場合があります。
自分の勤めている会社ですと1000円につき70円の奨励金が発生して、
株式の購入資金に充てられます。
10万円分積み立てるとプラスで7000円株式を購入できる仕組みです。
デメリット①自分の勤めている会社しかできない
従業員持株会なので業績の良い他の会社へという訳にはいかず自分の勤めている会社オンリーの制度。
デメリット②価格変動により損失が出ることもある
自分が売りたい時に損益がマイナスとなっている可能もあり。常に業績が良い会社なら良いの
ですがそうでない場合はもしかしたマイナスになるかも。
デメリット③振替したい場合の口座は会社指定
株を振替したい場合に自分の開設している証券口座ではダメで会社指定の口座を開設して
そこに振替しなければならない。
ちなみに私の勤めている会社の配当金等支払証明書兼支払通知書はこのようになっています。
令和3年9月時点で株数は1,053株保有しており配当金額は63,215円
しかし私の勤めている会社では配当金が自分の手元には入らず
配当金で株を購入となってしまいます。この時点で63,215円分の株をその時の株価で
購入となります。株価が安い時なら良いのですが高い時なら微妙ですね。
メリット・デメリットともに発生するため最後に紹介しました。
今回は以上となります。
自分の勤めている会社に従業員持株会制度がある場合はぜひ検討してみてください。
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